サーカディアン・リズムを意識した睡眠

質の高い睡眠の重要性

多くの方がご存知のことだとは思いますが、睡眠は健康維持にとってとても重要です。しかし重要であるにも関わらず、それほど睡眠に対して気を配っていない方が多いのも事実ですので、どうして睡眠が重要なのか、またどのような睡眠が望ましいのかについて考えてみましょう。
まず睡眠の重要性についてですが、質の高い睡眠を十分な量確保しなければ身体の免疫体系がうまく働いてくれません。それに疲労の回復も遅れてしまいますので、ますます身体の調子が悪くなるとともに仕事やプライベートを頑張るための活力も失われてしまいます。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、そのホルモンが起床中の活動で生じた身体の損傷治癒や免疫体系の活性化を行ってくれているからです。
また身体以外に精神にも睡眠は重要な働きをしており、睡眠中に脳が起床中の出来事を整理してくれることで人間は日々のストレスやショックな出来事を受容できるのです。適切な睡眠を得られなければそうした脳内の情報整理も行われないので精神的にも不安定になりストレスが溜まりやすくなってしまいます。

サーカディアン・リズム

睡眠の重要性が理解できたところで、どのように睡眠をとったら良いのかという質の面についても考えてみましょう。まず一番大切なポイントはサーカディアン・リズムに配慮をした睡眠をとるということです。サーカディアン・リズムとは聞きなれない言葉かもしれませんが、これはもともとラテン語にあった言葉で身体のリズムを意味する言葉になります。
例えば同じ時間の睡眠でもそれが日中の睡眠なのか夜間の睡眠なのかによってその効果は大きく異なります。特に身体は23時から深夜の2時頃の間は眠るものとしてできていますので、この時間帯の睡眠はその他の時間帯の睡眠の2倍の効果があると言われているのです。この時間帯に睡眠を得ることで身体の中で緊張や活性を司る交感神経が沈静化し、リラックスや回復を司る副交感神経が優位になってくれます。
またその時間帯の睡眠を得ること以外に、朝の時間帯に日の光を浴びることも意識すると良いでしょう。人間は日の光を浴びると脳内の松果体と呼ばれる部位が活性化し、光を浴びてから15時間ほど後にメラトニンと呼ばれる睡眠導入ホルモンが分泌されます。そのため早朝に日の光を浴びることで23時前にちょうど眠気を感じ身体も眠りやすい状態に切り替わってくれるのです。

就寝環境にも配慮を

リズム以外の面としては睡眠環境にも配慮をしましょう。清潔で本人に合ったベッドや布団を使うことが大切ですし、寝るときに余計な光や音が入ってこない寝室の環境も大切です。

癌リスクを減らす禁煙

禁煙のデメリットは思い込み

喫煙はデメリットばかりでメリットはほとんどないと言われています。しかし、現在喫煙をされている方はそのような正しい知識を言われても信じられず、ありもしない喫煙のメリットや禁煙のデメリットを信じてしまうのです。
例えばなかなか禁煙ができない人がよく言う言い訳の一つに、タバコは仲間内でのコミュニケーションに重要なものなのだというのがありますが、それは正しいとは言えません。コミュニケーションであればコーヒータイムを共有するなど他の代替方法があります。またタバコを吸うことで集中力が高まるなどと言う方もいますが、これも思い込みと言って良いでしょう。確かにニコチンにはそのような効果がありますが、コーヒーやお茶などで摂取できるカフェインにも同様の効果があるのでタバコでなければいけない理由はありません。

禁煙のメリット

一方禁煙には確実に多くのメリットがありますので、それがどのようなものなのかを見ていきましょう。まず一つはタバコを吸うことで受けていた肌へのダメージがなくなることです。喫煙という行為は綺麗な肌を作るための大切な栄養素を無駄に消費していますので、ものすごく肌に悪いのです。それがなくなるのでタバコをやめると徐々に肌が綺麗になっていきます。
またタバコは髪にもダメージを与えていることはご存知でしょうか。喫煙は血管を収縮させる作用があるため、毛根近くの毛細血管が弱ってしまい髪にダメージを与えてしまっているのです。そのためタバコをやめることで肌と同様髪の毛も綺麗になります。
そして肌や髪以外により即効性の高いメリットもあり、口臭や口内の汚れの改善が見られます。タバコの匂いが口内や肺の中に残っているため喫煙者は息が臭くなってしまっているからです。タバコをやめるとそうした汚れの原因が取り除かれますので、比較的早いタイミングで口臭は改善されますし、口の中も綺麗になります。

しかも、タバコを吸うことは自分の家族にも影響を及ぼします。

肺がんのリスクは、夫の喫煙本数が多いほど高まっていました。受動喫煙があると、タバコを吸わない人の健康も損なわれます。

引用:http://sugu-kinen.jp/efficacy/merit/family.html

そのため、禁煙をすることにより、自分だけではなく家族の健康状態も良くすることができます。

健康効果も大きい

なお上記に挙げた禁煙のメリットは主に生活面のメリットですが、一番の禁煙のメリットは健康維持への貢献でしょう。タバコを吸うと発癌物質であるタールやニコチンを取り込んでしまいますので、肺癌をはじめ様々な癌の発生リスクが高まってしまいます。タバコをやめるだけでこうした癌のリスクを減らすことができるのです。
またタバコによっておきていた肺や血管の伸縮も改善されますので、高血圧の改善も期待できますし、運動や食事にも禁煙前より積極的になれるという効果も期待できるでしょう。
このように禁煙は良いことづくめで、デメリットもあるというのは誤りなのです。

不健康によるコスト増

不健康の金銭面でのデメリット

健康を失ってしまい病気になることの問題について考えてみましょう。そもそも論として誰だって健康を失いたい、病気になりたいとは思っていません。しかし現在健康な人はその状態が当たり前なので、なかなかその価値に気付きづらいというのも事実です。そこで健康の大切さを意識し、健康管理の習慣を身につけていくためには健康でいられることのメリットや健康を失うことのデメリットをきちんと理解することが大切です。
当然不健康になってしまうことのデメリットは色々とあるのですが、意外に見過ごされがちなのがお金の面でのデメリットです。

病気は支出を大きくする

もしあなたが一度大きな病気になって健康を失ってしまった場合、大きく出費が増えてしまうことに驚かれるでしょう。まず今までかかっていなかった医療費がとても大きくなってしまい家計を圧迫してしまいます。また直接的な医療費ではありませんが、病院への通院コストなどもバカになりません。その他に食事制限なども行わなければならなくなった場合、普通の食べ物を食べることができなくなってしまうのですが、健康食は需要が少ないだけに高額になりがちであり、その分食費も増えてしまいます。また医療保険や生命保険なども現在の健康状態によって保険料が変動するモデルを採用しているものが多いので、そうしたコストも以前よりも割高になってしまうのです。

病気は収入を少なくする

また健康を失うことによるお金のデメリットは支出が大きくなることだけではありません。収入もかなり高い可能性で下がってしまいます。例えば一番悲惨な例としては、長く入院しなければならなくなってしまい、会社を退職したり休職した場合です。その場合収入は大幅に下がってしまいますし、病気が治ったとしても簡単には元の収入に戻りません。退職をした場合は健康面のこともマイナスに見られるので再就職は難しくなってしまいますし、休職の場合も社内での出世争いなどでは不利になるでしょう。今後の給与やボーナスにも悪影響を与えるはずです。
またそこまで大きなことにならなくとも、残業などが以前のようにできなくなればその分収入は減少します。このように病気にはお金の面でのデメリットも大きいのです。

金銭問題の本当の意味

もちろん健康を失うことの問題はお金の面だけではありません。しかしお金は生活をしていくのにとても大切なものですし、例えば入院や治療に使ったお金で本来は家族で旅行に行ったり美味しいものを食べたりということができたかもしれません。こうしたことも意識して健康は大切にしましょう。