不健康によるコスト増

不健康の金銭面でのデメリット

健康を失ってしまい病気になることの問題について考えてみましょう。そもそも論として誰だって健康を失いたい、病気になりたいとは思っていません。しかし現在健康な人はその状態が当たり前なので、なかなかその価値に気付きづらいというのも事実です。そこで健康の大切さを意識し、健康管理の習慣を身につけていくためには健康でいられることのメリットや健康を失うことのデメリットをきちんと理解することが大切です。
当然不健康になってしまうことのデメリットは色々とあるのですが、意外に見過ごされがちなのがお金の面でのデメリットです。

病気は支出を大きくする

もしあなたが一度大きな病気になって健康を失ってしまった場合、大きく出費が増えてしまうことに驚かれるでしょう。まず今までかかっていなかった医療費がとても大きくなってしまい家計を圧迫してしまいます。また直接的な医療費ではありませんが、病院への通院コストなどもバカになりません。その他に食事制限なども行わなければならなくなった場合、普通の食べ物を食べることができなくなってしまうのですが、健康食は需要が少ないだけに高額になりがちであり、その分食費も増えてしまいます。また医療保険や生命保険なども現在の健康状態によって保険料が変動するモデルを採用しているものが多いので、そうしたコストも以前よりも割高になってしまうのです。

病気は収入を少なくする

また健康を失うことによるお金のデメリットは支出が大きくなることだけではありません。収入もかなり高い可能性で下がってしまいます。例えば一番悲惨な例としては、長く入院しなければならなくなってしまい、会社を退職したり休職した場合です。その場合収入は大幅に下がってしまいますし、病気が治ったとしても簡単には元の収入に戻りません。退職をした場合は健康面のこともマイナスに見られるので再就職は難しくなってしまいますし、休職の場合も社内での出世争いなどでは不利になるでしょう。今後の給与やボーナスにも悪影響を与えるはずです。
またそこまで大きなことにならなくとも、残業などが以前のようにできなくなればその分収入は減少します。このように病気にはお金の面でのデメリットも大きいのです。

金銭問題の本当の意味

もちろん健康を失うことの問題はお金の面だけではありません。しかしお金は生活をしていくのにとても大切なものですし、例えば入院や治療に使ったお金で本来は家族で旅行に行ったり美味しいものを食べたりということができたかもしれません。こうしたことも意識して健康は大切にしましょう。

失ってから気付くのでは遅い

失って初めてわかる大切さ

あなたは今健康的に暮らせていますでしょうか。もしこの質問に「はい」と答えられるのであればぜひその健康を維持できるようにしてください。人間若いうちは体力も気力も充実していますので、少しくらい不規則な生活や不摂生な生活をしたとしても健康を崩すことはありません。しかしだからといって油断したまま年齢を重ねると30代や40代になったときに徐々に身体にガタがくるようになります。そしてそのように身体を悪くして初めて健康のありがたみを認識し、これまでの生活を後悔するという人も多いのです。
食事を美味しいと感じるのも身体が丈夫であればこそです。体調を崩してしまっていては味覚も衰えてしまいますし、ひどい場合は糖尿病などの理由によって食事制限をしなければならないこともあります。また運動をすることは爽快感があってとても気持ち良いことですが、身体を悪くすると思うように動けなくなってしまい、そうした運動の楽しさも感じられなくなってしまいます。仕事も、体力が充実している時とそうでないときでは出来映えが大きく変わってしまいます。それにあなたが健康を崩してしまえば、本人だけではなく周囲の人も悲しむでしょう。

蓄積の怖さ

健康を失うということは本当に怖いことなのですが、今元気な人はなかなか危機感を持てません。特に多少の無茶をしても乗り越えられてきた人の場合は変な自信を持ってしまっています。しかし長年の不摂生は体の中に様々な毒素や損傷という形で蓄積していきます。例えば肝臓という臓器は非常に耐久力のある臓器で、ちょっとやそっとのことでは悪くなりません。なぜならその一部が機能を失ったとしても、生き残っている部分が代わりの機能を果たすという特性を持つからです。これは一見素晴らしいことに思えますが、肝臓がどんどんおかしくなっているのにしばらくはそのことに気付けないということも意味します。そしてある日突然肝臓の全機能がダメになってしまうのです。そうなってしまってからでは治療もできません。

簡単には治らない

このように健康というものは失わなければその価値に気付きづらく、しかも一度失ってしまうと以前のように簡単には健康に戻れないという特性があります。だからこそ若いうちから健康管理には力を入れて自分の身体や精神をいたわる習慣を身につけておくべきなのです。心と身体の声を聞いて日々生活していくことが健康な生活を送るための第一歩なのです。