特集カテゴリ一覧
2016.8.24
健康を失ってしまい病気になることの問題について考えてみましょう。そもそも論として誰だって健康を失いたい、病気になりたいとは思っていません。しかし現在健康な人はその状態が当たり前なので、なかなかその価値に気付きづらいというのも事実です。そこで健康の大切さを意識し、健康管理の習慣を身につけていくためには健康でいられることのメリットや健康を失うことのデメリットをきちんと理解することが大切です。
当然不健康になってしまうことのデメリットは色々とあるのですが、意外に見過ごされがちなのがお金の面でのデメリットです。
もしあなたが一度大きな病気になって健康を失ってしまった場合、大きく出費が増えてしまうことに驚かれるでしょう。まず今までかかっていなかった医療費がとても大きくなってしまい家計を圧迫してしまいます。また直接的な医療費ではありませんが、病院への通院コストなどもバカになりません。その他に食事制限なども行わなければならなくなった場合、普通の食べ物を食べることができなくなってしまうのですが、健康食は需要が少ないだけに高額になりがちであり、その分食費も増えてしまいます。また医療保険や生命保険なども現在の健康状態によって保険料が変動するモデルを採用しているものが多いので、そうしたコストも以前よりも割高になってしまうのです。
また健康を失うことによるお金のデメリットは支出が大きくなることだけではありません。収入もかなり高い可能性で下がってしまいます。例えば一番悲惨な例としては、長く入院しなければならなくなってしまい、会社を退職したり休職した場合です。その場合収入は大幅に下がってしまいますし、病気が治ったとしても簡単には元の収入に戻りません。退職をした場合は健康面のこともマイナスに見られるので再就職は難しくなってしまいますし、休職の場合も社内での出世争いなどでは不利になるでしょう。今後の給与やボーナスにも悪影響を与えるはずです。
またそこまで大きなことにならなくとも、残業などが以前のようにできなくなればその分収入は減少します。このように病気にはお金の面でのデメリットも大きいのです。
もちろん健康を失うことの問題はお金の面だけではありません。しかしお金は生活をしていくのにとても大切なものですし、例えば入院や治療に使ったお金で本来は家族で旅行に行ったり美味しいものを食べたりということができたかもしれません。こうしたことも意識して健康は大切にしましょう。